電子らくがき帳

主にサブカルのこと

傷物語の感想(重箱の隅をつつくタイプ)

一作目の鉄血篇は公開してる劇場が異常に少なくて少し困った思い出


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先日三部作がすべて完成した傷物語について、感想というか「ここのシーンがよかった、悪かった」みたいな話

観終わったあとに細かいことを色々思ったので、個人的なメモついでに覚えてる範囲で書く
鉄血篇→熱血篇→冷血篇→全体を通して、の順
鉄血篇、熱血篇のことは結構前であまり覚えてないので気持ち少なめ
記憶違い等多々あると思いますがどうかお許しを
因みに原作は読んでます

傷物語についてはこちら
傷物語 - Wikipedia
「傷物語」公式サイト - 〈物語〉シリーズ

鉄血篇

  • 全体で約60分とのことだったが、その中でも前半の阿良々木が階段を登ったりするシーンがだいぶ長かった
  • キスショットに出遭った場所の改変(街灯の下→地下鉄構内)はあまりいただけなかった、なぜなら変えてしまうと命からがら逃げ出した感が減ってしまう上に田舎町と伝説の吸血鬼との対比が薄れてしまうように思うから
  • 羽川さんとのシーンがよかった、会話の間が心地よかったように記憶している
  • それと羽川さん化物語よりだいぶ可愛くって驚いた
  • 阿良々木の「植物になりたい」の話は後の為にも入れたほうが良かったような気もする
  • 忍野、特に登場シーンが格好良かった、彼を見て映像化されて良かったなと思った

熱血篇

  • 全体的に話のテンポが早過ぎた、特に前作が引き延ばし気味だったから余計に強く感じた
  • ドラマツルギー
    • もうちょっと阿良々木のヘッポコさみたいなのを強調してほしかった
    • ドラマツルギーには勧誘とか自身の話をして人間側の正義をチラつかせてほしかった
    • ただアクションはすごく素敵だったし雨を降らせたのも阿良々木の心情と繋がってアリだと思う
  • 対エピソード
    • 音楽がルパン辺りに使われてそうな軽快な感じで場面とミスマッチだった憶えがある
    • バトルが始まった場所って(確か)グラウンドじゃなかったけどルールとか地の利とかの話はどうなったんだろう、と
    • アクションは大方良かったのだがエピソードが顔アップで繰り返し笑う場面が雑コラみたいで暫く頭から離れなかった
  • 年齢ごとのハートアンダーブレードのデザインの変化の加減がいい感じだった、新しい姿になる度に楽しませてくれた
  • 羽川との会話パートが和やかでよかっただけにギロチンカッター戦が端折りすぎだったのが残念、阿良々木にとっては本来最後のつもりで臨んだバトルなんだしちゃんと時間を割いて欲しかった
  • ドラマツルギーとエピソードのキャストはしっくりきたが個人的にギロチンカッターの声が思ってたのとなんか違った

冷血篇

  • 通しての話のスピードは特に気にならずよかった
  • 忍野が心臓を取り出すシーン
    • 原作に比べて前後の会話が少ない
    • 外が雨なのはよいとしてあの場面で阿良々木があそこまで暗いのは変だし、忍野はもっと軽薄で見透かしたような雰囲気でいるべきだったように思う
  • ハートアンダーブレードとの会話の場面
    • 作中通しても阿良々木は彼女と何気ないコミュニケーションを取る機会が少ないんだから天井を吹き飛ばして屋根の上に出るシーンはつけてもよかった
    • 屋根の上に二人で座っているところに後ろから寄っていく場面で心なしか画が粗かった気がする
    • 傷物語(ウエダハジメさんのイラストのやつ)の映像が綺麗だった
    • 細かい話だが、散々笑ったあとに阿良々木を人間に戻す話をするときハートアンダーブレードから切り出したほうがもう多少すっきり終われたのでは
  • 仏だったり骨だったりの実写みたいな表現を入れるのは寒いからやめて欲しい
  • アドレス帳に羽川の名前が入ってた瞬間のシーンの阿良々木の声が素晴らしかった
  • 羽川が裸で走るよくわからないシーンの意図が見えないのと、阿良々木と二人でのおふざけシーンも所々やりすぎだと感じた(指一本触れずとか言ってたけど思いっきり体触ってたし)
  • ハートアンダーブレードと戦う前に吸血鬼や眷属の仕組みの説明がなさすぎる、あれでは原作読んでない人はついていけないのでは
  • 対ハートアンダーブレード
    • 戦闘前にグラウンドで齢の違うハートアンダーブレードが順番に阿良々木に語る表現がよかったが、ときどき泣き声とともにデフォルメされた十歳の姿の画を出すのは別にいらなかった
    • ハートアンダーブレードが自分にハンデを課さないように話が変えられた上、手から波動のようなものを出す始末で本当に殺される気があるのか怪しい風になってしまった
    • アクションは三作で最も良かったが体の再生があまりにも遅すぎる、特に阿良々木の胴体が赤ん坊から成長していくところはひどい違和感を感じた
    • ハートアンダーブレードの『一人でハモっているかのごときビブラート』を期待していたがまったく再現されてなくて悲しかった、そういう音響技術とかって難しいのかな…
    • 途中昔の東京オリンピックと思しき音声が流れたがはっきり言って邪魔、第一2020まで後まだ3年あるし
    • 半分血を吸われたハートアンダーブレードの目が濁っているように見えなかったのと、あそこまで老けさせて手足も短くさせる必要がなかったように思う
    • 忍野が登場して「みんなが不幸にもなる方法」を話すシーンで原作の幾つかのセリフがカットされた故に洗練されていてよかった
    • 阿良々木にはハートアンダーブレードの血を吸う前に彼女の髪を撫でてもらいたかった
  • 新学期に入ってからの羽川との会話で下着とか胸とかの明るい話は残したほうがよかったと思う
  • 忍野との会話シーンを元ハートアンダーブレードに血を吸わせる場面と分けたことで間がうまく作られていた
  • 一連の出来事を見るも無残なバッドエンドと思っているはずの阿良々木が、ラストカットで笑うのは筋が通ってなくおかしい

全体を通して

  • 学習塾跡ってあんな大きかったっけ、3DCGなのか何なのか分かんないけど最近の技術はすごいなと思いました
  • 時々出てくる日の丸は何なんだろう
  • 作画のテイストを変えたのが上手い、シリーズの他作品とは一線を画した独特な世界観がよく再現されていた
  • 血が流れたり体の一部が飛んだりするグロテスクな場面は思い切りよく描かれていて新鮮で面白かった
  • モノローグを入れるのか入れないのか三作で統一して欲しかった、というより入れないと冷血篇で話がわからなくなって無理だから他の二作も冷血篇に合わせて多少入れたほうがよかった
  • 直江津高校のグラウンドでかすぎ、というかあれ競技場
  • 声優の方々の演技は作品に割りと馴染んでいていい感じだった

あと、いくつかの場面で引き延ばしや逆に尻切れトンボのようになっているように見えたから、三作の分割場所に問題があったのかなーと思った
そもそも元の本の分量的にも無理に三分割しなくとも頑張れば二作で終わりそうではあるし、最初の公開から完結まで一年は時間のかけすぎな気がする(次観るまでに話忘れちゃいそうだし)


細かいことばっか挙げていった結果なんだか原作を引き合いに出してえらそーに悪口言っているような感じになっちゃったけど、アニメとか映画ってのは良いところを探すというより「他のことをあまり気にせず話に集中できる=よくできてる」だと個人的には考えてるので、なんだかんだ話の内容を楽しめた傷物語は実際それほど悪くもなかったのかな、という自分の感想
ハートアンダーブレードとの戦闘シーンなんか食い入るように見ちゃってたし

何であれとりあえずは終わってよかった
これからは終物語下巻の映像化を心待ちにしながら、暫くはけものフレンズを観てしあわせな気持ちになろうと思います



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